
フィジーの本島”ビチレブ島”をめぐるロードトリップ2泊3日
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ビティレブ島を巡る3日間
フィジーといえば、白い砂浜やターコイズブルーの海、高級リゾートを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。それらは確かにフィジーの魅力のひとつですが、実はその奥に、もっと深いフィジーの“本当の姿”が広がっています。
広大な自然、活気あるマーケット、山あいの村々、そして出会う人たちの温かな笑顔。フィジー最大の島「ビチレブ島」を車でぐるっと一周する3日間のロードトリップは、そんな素顔のフィジーを感じられる最高の旅です。
Day 1:ナンディからスバへ
広がる平原から首都の喧騒へ
旅の始まりは朝日が昇るナンディ。Tanoa International Hotelを出発し、広々とした草原の中を走り始めると、野生の馬や牛が道ばたを自由に歩いていて、フィジーらしさ満点の風景にワクワクします。
最初に立ち寄ったのは、フィジー最長の川沿いにある街・シンガトカ。色鮮やかなマーケットや、コーラルコーストの美しい海岸線が魅力の町で、トロピカルフルーツを買ったり、絶景をバックに写真を撮ったり。
その後、マウイ・ベイの木造桟橋を歩きながら、透き通ったラグーンの上に浮かんでいるような感覚に。スタッフが在中していればビーチ沿いを乗馬することもできます。
桟橋入口にはお土産屋さんやスナック菓子が販売されていたり、採れたてのココナッツをその場でカットしココナッツウォーターを飲めることも。
午後はシャークダイビングで有名なパシフィック・ハーバーを通過し、首都スバに到着。コロニアル建築が立ち並び、マーケットには活気が溢れています。
この日は**Tanoa Plaza Hotel**に宿泊。スバの中心に位置しながらも静かで落ち着いた雰囲気。モダンで快適な客室と充実したサービスが魅力で、観光にもビジネスにもぴったりのホテルです。
Day 2:緑の中へ
山道と隠れた村々をめぐる旅
2日目はスバの博物館や歴史的な建物をゆっくり散策したあと、北へと続くKing's Roadへ。ここから景色は一変。緑深い丘と霧がかかる山道が続き、バナナの木が道沿いに並びます。
道中には、収穫したばかりのパイナップルやイモ類を売る村のマーケットが点在し、車を進めるほどに静けさが増していきます。人懐っこい村人たちが笑顔で手を振ってくれ、心が温まる瞬間も。
夕方には、フィジー北部にある**Tanoa Rakiraki Hotel**に到着。緑に囲まれたガーデンと、落ち着いた客室、そしてプールサイドでのカクテルタイムはまさに極上の癒し。近くのナナヌイラ島へのアクセスやダイビングの拠点としても便利なホテルです。
Day 3:スパイスと潮風
バからラウトカへ、旅の締めくくり
最終日は島の西側へ。シュガーケーン畑が広がる道を進み、バ・タウンへと向かいます。このエリアは空気が乾燥し、気温もやや高め。インド系フィジー人の文化が色濃く残る町で、スパイスの香りが漂うマーケットや、美味しいインド系スナックが並びます。
ここで食べたスパイシーなカレーは、旅の中でも特に印象に残る味でした。
最後の目的地は、フィジー第二の都市・ラウトカ。活気ある魚市場や近代的なモールが並び、フィジーのもうひとつの都市の顔を垣間見ることができます。
そしてナンディまでは車でわずか30分。こうして3日間の旅は締めくくられ、心には忘れられない風景と出会いがたくさん残りました。
タノアホテルとともにめぐる島の旅
ビチレブ島は、ただの通過点ではなく、フィジーの本質を感じられる旅の舞台です。わずか3日間で、海・山・都市・村をめぐり、多様な風景と文化に触れることができます。
この旅をさらに素晴らしいものにしてくれたのが、Tanoa Hotels。フィジーで長年親しまれているホテルグループで、心地よい滞在と温かなホスピタリティを提供してくれました。
スバやラキラキでの宿泊先としても、アクセスやサービスのバランスがよく、初めての旅行者からリピーターまで安心して利用できるホテルです。各地に拠点があるため、ロードトリップの途中でも拠点を変えながら快適に滞在できるのも大きな魅力。
次にフィジーを訪れる際は、ぜひ車を借りて島を一周してみてください。心に残る景色、出会い、そしてタノアでのくつろぎの時間が、あなたの旅をより豊かにしてくれるはずです。