Bula from Fiji.
我が家の小さな庭に植えていたトマトが少しずつ育ち始め、今日、うれしいことに3つの実を収穫することができました。
まだ少し不恰好だけれど、太陽を浴びて真っ赤に実ったトマトを手のひらに乗せていると、ふと子供の頃のことを思い出しました。

フィジーに暮らして、気づけばもう2年。
この国に魅了される理由は数え切れないほどありますが、その中で私が一番大好きなのは、やっぱり圧倒的な「自然」です。
どこまでも透き通る美しい海はもちろん、緑がたくさんある景色を見ているだけで本当に癒やされます。
ヤシの木がゆったりと揺れて、夜になれば満天の星空が広がる。ここにいると、「本当に南の楽園だな」と心から感じることが多々あります。
そんな暮らしのなかで、私が特に楽しみにしているのが、フィジーの野菜や果物、お魚などが並ぶマーケットに行く時間です。
市場には新鮮な食材がたくさん並んでいますが、どれも薬を使って育てているものなんてありません。
だからこそ、季節によっては「今日はお目当ての野菜がないな」なんてことも日常茶飯事。
でも、そんな自然のサイクルに合わせる不自由さすら、今の私にはなんだかとても心地よく感じられるのです。
そして私には子どもがいるので、どうしても毎日のご飯作りは欠かせません。
もともと食べることが大好きで、色々な料理を試すのが趣味のようなもの。レストランに行ったりデリで新しい味を買ってみたりと、食に対するこだわりが強すぎて、以前会社の先輩から「エンゲル係数がめちゃくちゃ高そうだね(笑)」と言われたこともあるくらいです。
もともと料理は好きでしたが、フィジーに来てからは尚更、自分で一から作るようになりました。
なぜなら、日本にあるような便利なお惣菜屋さんやお弁当屋さんという存在が、そもそもここには無いからです。
フィジーのありのままの食材と向き合いながら、家族のために毎日ご飯を作る。「これぞ、私が一番得意で、一番楽しんでいることなのかもしれない」そんな風に気づいたことがきっかけとなり、新しく「南国レシピ」というコンテンツを、このお便りと並行してスタートすることにいたしました。
昨日公開した記念すべき第1回目のレシピは、フィジーでも大人気で、誰でも簡単につくることができる「チキンビリヤニ」。
簡単でスパイスの香りが部屋いっぱいに広がる、とっておきの一皿です。
ご紹介するレシピは、どれも簡単にできる美味しいものばかり。
ぜひ、みなさんのおうちの食卓でも気軽に試してみてくださいね。

[ レシピを見る ]
南国の風とスパイスをまとう。おうちで旅する、私の「まいにちビリヤニ」

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