フィジーを訪れると、一際目を引く花があります。
それが、レッドジンジャーフラワーです。
ハイビスカスやプルメリア(フランジパニ)は、小さく可憐な花を咲かせますが、レッドジンジャーフラワーはまったく違います。
大きく力強く咲くその姿は、遠くからでもすぐに見つけられるほど存在感があります。
今回出会ったのは、ナンディ郊外にある「ガーデン・オブ・ザ・スリーピングジャイアント」。
深い緑に包まれた園内を歩いていると、鮮やかな赤がふと目に飛び込んできました。
まるで森の中にアクセントを添えるように咲く姿は、自然の中にありながら不思議と目を引き、思わず足を止めてしまいます。

雨上がりの森に映えるレッドジンジャーフラワーの赤。
道端に咲くハイビスカスの赤。
そして、大地の赤。
フィジーには、自然が織りなす鮮やかな色彩があふれています。

先日、マーケットで見かけたレッドジンジャーフラワーを家に持ち帰り、花瓶に飾ってみました。
部屋に一輪あるだけで空間がぱっと華やぎ、窓の外に広がる南国の景色まで部屋の中に運んできてくれたような気がします。
観光地で見かける花というより、暮らしの中で自然を楽しむ存在。そんなところにも、フィジーらしさを感じます。
レッドジンジャーフラワーは観賞用として親しまれ、ホテルのロビーやリゾート、レストラン、家庭のフラワーアレンジメントにもよく使われています。
南国らしい華やかさがありながら、どこか上品な雰囲気もあり、フィジーの景色によく似合う花のひとつです。
もしフィジーを訪れる機会があれば、海だけでなく、ぜひ森や庭園、そしてローカルマーケットにも足を運んでみてください。
マーケットに並ぶ色鮮やかな花々は、観光地ではなかなか出会えない、フィジーの日常の風景です。

深い緑の中で出会う鮮やかな赤。
そして、暮らしの中でそっと寄り添ってくれる一輪の赤。
レッドジンジャーフラワーは、フィジーの自然の美しさだけでなく、この島の豊かな日常も感じさせてくれる花なのです。

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