最近、新しく引っ越しをしました。
新しい家は、心地よい風が通り抜ける広いお庭がついていて、とても気持ちが良い場所です。
ただ、お花はまったく植えられておらず、そこにあるのは4本のバナナの木だけ。
大らかな島らしく、バナナの木がどん、どん、と力強く立っているだけの潔いお庭でした。
大らかな島らしく、バナナの木がどん、どん、と力強く立っているだけの潔いお庭でした。
フィジーの家々を見渡すと、どのお庭もココナッツの木や色鮮やかな南国の花々、たくさんの果物の木に溢れていて、本当に緑が豊か。
私もそんな風に、この広いお庭で少しずつ自分の暮らしを育んでいきたいな、と胸が膨らみます。
とはいえ、ここは賃貸のおうち。「いきなり地面にたくさん植えすぎるのも……」と思い、まずは大家さんに「植物を植えてもいいですか?」と尋ねてみることにしました。
返ってきたのは、フィジーらしい満面の笑顔と、大らかな「もちろんOK!」の返事。
一安心した私は、まずは手軽な植木鉢でお花を増やしていこうと計画を立て、フィジーの園芸店へと足を運んでみることにしました。


一歩足を踏み入れて、思わずびっくり。
そこには、想像を遥かに超えるたくさんの種類の植物たちが、所狭しと並んでいたのです。
どの葉っぱも太陽の光を浴びてツヤツヤと輝いていて、息をのむほどに生き生きとして元気そのもの。
島の植物たちが持つ圧倒的な生命力に、見ているだけでパワーをもらえるような空間でした。
島の植物たちが持つ圧倒的な生命力に、見ているだけでパワーをもらえるような空間でした。
「まずは少しずつ買って、お庭のバランスを見ながら丁寧に揃えていこう」
そう心に決めていたはずなのに、あまりの愛らしさに手が止まらず、気づけば5種類ほどのお花をカゴの中に迎えていました(最初から5種類って、全然少しずつじゃないですよね……?)。
お会計を済ませるとき、お店のスタッフのお姉さんが、私のカゴの中の苗を見ながら優しく声をかけてくれました。
「植木鉢も可愛いけれど、フィジーの土に直接植えてごらん。大地のエネルギーを吸って、驚くほど生き生きと大きく育つから!」
その言葉に背中を押され、家に帰ってから、いくつかの苗をさっそくバナナの木の足元に植えてみることにしました。
指先でフィジーの温かい土に触れ、小さな命をそっと埋める。ただそれだけのことなのに、不思議と私自身の心にも、
新しい根っこが生えたような、じんわりとした安心感が広がっていくのを感じます。

今回買ったお花の中には、南国を象徴するハイビスカスもありました。
今、我が家の庭でとっても綺麗に咲いてくれています。
暮らし始めて知ったのですが、ハイビスカスの花って、太陽の動きに合わせて閉じたり開いたり、毎日健気に命を繋いでいるのでに。
ベッドから起きて窓を開け、毎朝あたらしく開いたハイビスカスのみずみずしい姿を見るのが、すっかり私の愛おしい日課になりました。
4本のバナナの木と、新しく仲間入りした植物たち。
これからもお庭の様子を見ながら、少しずつ、どんどんお気に入りの緑を増やしていこうと思います。
私のフィジーでのスローライフに、新しく愛おしい余白が加わった、そんな記念すべき1日の記録です。
みなさんの好きな植物や、思い出のお花はなんですか?
もしお気に入りの一鉢や、暮らしに寄り添うお花があれば、ぜひ下記のコメント欄で教えていただけたら嬉しいです。
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